《 序 》

「まず確認です。これ（♪Love Is Truth）は本当にあなたが作ったの？　洋楽のCDをダビングしたんじゃないの？」 SMAPはじめ多くの歌手にヒット曲を提供してゆくことになる作曲家チームを抱えたプロジェクトのボスからの、 最高に失礼にして最高に名誉な言葉だった。（1991年）

♪LOVE IS TRUTH 　 https://www.youtube.com/watch?v=Xrkndz7fu20 　“You’re just to sail out 　 Just about to start to sail out”

DJ JAKK studio（音楽企画・制作/録音・音源制作） 主催：亀山啓介　プロデューサー名：DJ JAKK / アーティスト名：Nikia

義務教育以外に音楽教育は受けなかったが、流行音楽や古典音楽に触発され、こどものころから自然に作曲を始める。 1990年前後の数年間連続して、ポピュラー音楽系のコンテストでバンドや個人で九州大会・全国大会で受賞。 前述メジャーどころから「バンドも歌もやめて作曲でやっていかないか」というアプローチがあった。 自分で集めたバンドのメンバーを裏切る決心もつかないまま、数か月に及ぶ交渉はフェイドアウト。 当時はこんな誘いはまたいくらでも来ると思っていた。

その後、バンドは空中分解。 フリーランスとして音楽制作業をスタートしたが、メジャーな路線からは逸れていき、名もなき音楽仕事請負人に。 フリーランスの一個人の立場は弱小で、ゴーストライター契約を交わしてもいない自分の曲が、他人の作品として、有名TV番組で全国に放送されたりと、辛酸をなめることも。 (パワハラやコンプライアンスという言葉もまだ聞かれない時代のこと) それでも長年のいろんなジャンルの音楽制作の仕事を通して、 幅を広げ、スキルを積み上げることができた。 アーティストとしての気概も持ち続けた。 ”Stay hungry! Stay foolish! "

還暦を過ぎてしまったが、肉体も感性もまだ充分に若い。 ここからは、名もなき音楽仕事人じゃなく、一人のアーティストとして、プロデューサーとして、仕掛けていきます！ 本番はこれから！ 器用で不器用な万年青年の巻き返し、乞うご期待！